2018/03/12

編入生が学費をどう工面しているのか、結構気になっている人もいると思います。私の周りの人達の様子を見てみましょう。
奨学金を借りる
編入生の半数ぐらいが奨学金を借りています。私も第1種、2種の併用貸与です。
両方を満額借りれば計17万弱となるので、とりあえず生活する分には困りません。
奨学金を利用できるかどうかは、ほぼ家族の収入によって決まります。
この場合の家族とは、自分の両親です。
仮に結婚していて経済的に親から独立していたとしても、両親の収入証明の提出が要求されます。
我々ぐらいの年代なら親は定年退職しているケースが多いので、書類をきちんと提出できれば問題なく借りられるはずです。
ただし以前の大学で第1種奨学金を借りていた場合、今回の学部生活中は第1種奨学金を借りることはできません(大学院でだけ借りていた場合は大丈夫です)。
社会人時代の貯蓄
人によってはかなり稼いでいた方もいるので、そういう人は奨学金を借りずに生活しています。高収入の仕事をしていた方や働いていた年数が長い人はこのパターンが多いです。
それでも、卒業までの生活費を考えると安心できる人はそう多くないようです。その場合は途中から奨学金を借りることも検討しているみたいですね。
アルバイトをする
一般生のようにアルバイトをしている人もいます。医学部だと大学内でできる実験助手などのアルバイトもあるので、それを利用している人もいます。
私は薬剤師免許を活かして週1日だけアルバイトをしています。それでも月収だと5.5〜7万ぐらいになるので、だいぶ助かっていますね。
親からの仕送り
親からの仕送りをもらっている人もいます。普通の大学生っぽいですね。
奨学金が借りられないような場合だと親に頼らざるを得ないのかもしれません。
配偶者からの援助
既婚者で同居している場合、生活費は配偶者に頼っているケースが多いですね。我が家もそのパターンです。食費は同居人に負担させているので、その分は多少楽をさせてもらっています。
それよりも配偶者がいる場合は生活面のサポートをしてもらえることの方が助かってますね。
正直なところ、家事の負担がないことが最も助かっています。
終わりに
よほど余裕がない限り、編入生活中は経済的に楽ではありません。教科書代も決して安くないですし、部活などに所属していれば交際費もバカになりません。
編入試験を受験している間もお金の問題は付きまといますが、入学後は4-5年もの間お金に悩まされます。
編入後にどういう経済的サポートが受けられるのか、もしくはどの程度家族のサポートを受けられるのかは考えておくべきです。
せっかく合格できたのに、授業料が払えなくて留年してしまうのはもったいないですよ。
他にも自治体や病院主体の奨学金も利用できますので、必要な方は調べてみてください。