2018/03/12

授業中のノート取りにはiPadかレジュメに直接書き込むことが圧倒的に多いです。しかし試験前などある程度書きながら勉強する際には、携帯型ホワイトボードを利用しています。編入の同期の方が使っているのを見て便利そうだなと思っていたのですが、使ってみると想像以上に役に立つ場面がありました。
殴り書きしたい時
過去問などを解いていて何かわからないことがあった時に、私は手を動かして考えています。その昔有機化学の教授に「考えるのは頭ではない。手で考えろ。」と言われたことがあり、特に計算が絡むような問題はとにかく何かしら書いてみることが理解につながることがあります。
そういう時に落書き帳みたいなものがあれば良いのですが、結局ルーズリーフを使ってしまう人が多いと思います。貧乏性な自分はもったいないと思ってしまいます。
その点、ホワイトボードは落書き帳のような消耗品ではなく、基本的は半永久的に仕えます。
好きなだけ書き殴り、用が済めば消せば良い。
ノートやメモ帳とは違って捨てることがないので、資源の無駄遣いも減らせます。
ホワイトボードマーカーは消耗品ですが、100均一などで購入できますし、特別不便なことはありませんね。ちなみに私は消せるキャップ付きのものを使っています。
図を書いて説明する時
誰かに何かを教えてもらう時、あるいは誰かに何かを説明する時は、言葉だけではうまく説明できないことが多々あります。
そんな時に、図や絵で説明が補足されれば理解の助けになります。
この場合に、ホワイトボードがあると話はスムーズになります。自分が説明する時に人のノートに何か書くのは、私の場合は抵抗があります。逆に説明してもらう時も自分のノートに突然説明を書かれたら、驚いてしまうでしょう。
その点、ホワイトボードなら誰もが躊躇せずに思う存分書けるでしょう。消耗品でないという特性が、ここでは最も活かされます。
また、授業で医師役と患者役に分かれて医療面接を行うことがあったのですが、この際にホワイトボードがあると絵での説明ができ、視覚的にわかりやすく説明できました。
メモとして後々残しづらいと考える方もいるかもしれませんが、今はスマホのカメラで撮影しておけば後で確認するのは容易です。
終わりに
大学の授業が一切板書禁止だったとしたら、授業を理解することは相当難しくなります。理解を深める上で、書くことの寄与は決して小さくないということがわかるのではないでしょうか。
ホワイトボードを持ち歩くなんて一年前は全く想像していませんでしたが、昨年の試験を乗り切る上では結構重要なアイテムだったと思います。
Apple pencilでも同じ用途で使うことができますが、やはり直感的な操作ができるという点ではホワイトボードに軍配が上がります。
特にapple pencilを持っていない方には、かなり役立つと思いますよ。