2018/03/12

久々に英語論文を読むと、驚くほど読めなくなっていてガッカリしてしまいます。
読めない原因は、語彙力の低下です。ブランクがあるとどうしても語彙力の低下を痛感せざるを得ません。
真面目な医学生ならここで単語帳や専門書を引っ張り出してくるのでしょうが、私はそんな医学生からほど遠いので、なるべく楽に英文を読みたいと考えてしまいます。
とりあえず内容を追えればいいと思い、学部生の時代に使っていた辞書ソフトを買ってきました。
私の場合、論文を読む時はPCのディスプレイ上で読みます。その際にわからない単語をライフサイエンスやアルクのオンライン辞書で調べていたのですが、このソフトをインストールしておくと、だいぶ時間が短縮できます。
英辞郎を起動後、最小化した状態で英文を読み始めます。しばらくすると意味を知らない単語に到達します。
この時に、意味を知らない単語を右クリックするだけで英単語の意味が表示されます。
使ってみた例がこちらです。
(https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/91529)
pdfでもweb上のテキストでも利用できます。オフライン時でも利用できるのが良いですね。
設定も非常に簡単ですので、インストール作業ができる程度のPCスキルがあれば利用できます。1冊買うとWindows版、Mac版両方のインストール用ディスクがついていますので、OS環境については心配無用です。
もちろん非常に専門性の高い単語までは網羅できていません。
また、手軽に意味を調べられるため、記憶に定着しづらい面もあるかもしれません。実際、同じ単語を何回も調べてしまって自己嫌悪に陥るときもあります。
しかし単に目の前の英文を読むことを考えれば、少しでも効率が良い方法を選びたい人も多いのではないでしょうか。
忙しい生活の合間に英文を読む必要がある方などは、いちいち辞書を引っ張り出すのも億劫でしょう。
特に英語に苦手意識を持っている人にはオススメです。ちょうど新版が発売された所ですので、購入のタイミングとしてはベストだと思います。