2018/03/12

前回から4カ月振りの更新となりました。忙しさにかまけていると、あっという間に時間が過ぎてしまいますね。
まだ成績も確定していないのですが、年内で基礎医学の講義が終了したので、ここで一度振り返っておこうと思います。
薬理学
薬学部出身ならアドバンテージになるはずですが、昔から薬理学は大の苦手科目でした。
周りの「薬剤師だから大丈夫でしょ?」という言葉ほど殺意の沸くものはありません笑
試験は特別難しくなかったですが、改めて覚え直すのは大変でした。
教科書はNEW薬理学でした。個人的には読みにくくてあまり好きではないのですが、情報量としては申し分ない教科書です。
ちなみにNEWはNankodo’s essential well-advanced seriesの略です。知っていても何も得にはなりませんが、話のタネにはなります笑
神経科学
昨年度の神経解剖学、神経生理学に引き続き、「もう何回目だよ?」という溜息にまみれた講義。他の医学部でもこんなに神経系の講義は多いのでしょうか?
内容や試験は易しかったので特筆することもないのですが、強いて言えば…特にありません笑
教科書はイラストレイテッド神経科学。さすがにカンデル神経科学などはオーバースペックですので、分量、難易度ともにちょうどよかったと思います。
臨床行動科学
いわゆる精神科領域の講義でした。教科書は使わず、配布資料でのみ勉強しました。
試験の手応えが全くわからず、今も安心できずにいます。
病理学
組織学と解剖学の悪夢が蘇るスケッチ地獄で、個人的にはしんどい科目でした。
しかも1日で英単語を170個覚えるという地獄の小テストがあります。
教科書はロビンス病理学を薦められたのですが、12月に新版が出るという状況でしたので特に購入しませんでした。
英単語はquizletで対策し、8割ぐらい覚えられたという感じです。
これは早目に知っておきたかったです。
法医学
あまりにも短期間で終わったせいで、あまり印象に残っていません。
死亡時刻の推定などは「コナンで見たやつだ!」と興奮したのですが、その他はさほど思うところもなく終わりました。
教科書は標準法医学と学生のための法医学を購入しました。死亡診断書の書き方などは後者の方が参考になりました。
検査学
これもだいぶ短期間で終わったので、印象に残っていません。覚えることはそれなりに多かったです。
教科書も指定されていませんので、講義資料以外は参考にしていません。
遺伝医学
講義は他分野にまたがる広い知識に触れたのですが、試験ではそれほど深い知識は要求されませんでした。
外科、救急医学概論
講義資料が配布されないことがあったり、教科書の指定もなかったので、最も勉強しづらかったです。
とにかく過去問を解けるようにして試験に臨みました。
発達・老年医学
ホットな分野ということもあり、質、量ともに厳しかったです。
特に試験時間は全然足りませんでした。
症候・病態学
これが理解できているかどうかが医師としてのスキルを示すと言っても過言ではありません。
その分力は入れたつもりですが、あまり振るわなかったです。
教科書としては生理学の教科書の他に内科診断学を参照しました。多分今後も必要になると思います。
終わりに
年明けからはとうとう臨床科目がスタートします。
ただ今期の知識があやふやだと、今後も苦労しそうです。
冬休みはしっかり来期の準備をしないといけませんね。